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この町のわたしのスキなひと(新浦安)
特定非営利活動法人 i-net 代表理事  中島純子さん

特定非営利活動法人 i-net 代表理事  中島純子さん

Photo / Saori Kojima
Text / Ayako Futatsuya

自然とふれあい、遊べる時間を子どもたちに届けたい
特定非営利活動法人 i-net 代表理事  中島純子さん特集

 思う存分どろんこになって、びしょびしょにぬれて。木登りもできるし、トンカチやノコギリ、クギも使える。いつもはパパやママにダメって叱られる火だって今日はチャレンジできる。昨年10月、浦安市高洲にオープンした『浦安市こどもの広場( 愛称:うらっこ広場)』は、子どもの“ やってみたい”という好奇心を大切にしてくれる遊び場です。「感受性の豊かな時に、たくさん経験してほしいんです」。そう話すのは、『うらっこ広場』の運営協力団体でもあるNPO法人i-net の代表、中島純子さん。i-net は、浦安市内の子育て情報を発信するホームページや子育てサロン、保育施設の運営などを行っています。中島さんが会社員だった頃、仕事で浦安市の公共の保育について調べたことがきっかけで2001年に活動をスタートしました。

特定非営利活動法人 i-net 代表理事  中島純子さん特集

 当時はまだ中島さんに子どもはいませんでしたが、「たまにはリフレッシュしたい!」というママの願いを実現させるため東奔西走。地元のママによるボランティアグループもでき、活動は徐々に広まっていきました。2004年に法人化しましたが、しばらく会社員との二足のわらじ状態。「上司がとても理解のある人で、活動を続けることができました。忙しかったけど、すごくおもしろかったですね」。常設施設の完成をきっかけにわらじを脱いだのは、3~4年後のことでした。

特定非営利活動法人 i-net 代表理事  中島純子さん特集

 活動を続けるうちに、中島さんは「大人の幸せだけじゃなく、子どもの幸せも考えなきゃ」と思い始めたそう。「今の子は自分を抑えることを自然に身につけてしまっているけど、気持ちを開放することを経験して、好きなことを見つけてほしい」。どろんこになって遊べる場所があったら。そんな想いを抱き、ついに実現したのが『うらっこ広場』でした。「子育ての多様化を理解して、応援して、形にしてくれるのが浦安です」と、“ 浦安愛”ものぞかせます。

「できるだけ制約のない遊び場でありたいと思っています。平坦な公園が多いので、わざと起伏がたくさん作られたんですよ」と笑う中島さん。その目線の先には、自分の背丈ほどのシャベルでせっせと土を掘る子どもの姿が。最近は「草の匂いがする」「煙の匂いが好き」という子が出てきたと、嬉しそうに目を細めます。「泥の中って、温かいんですよ」。中島さんが水たまりの中にそっと手を入れて泥をすくうと、懐かしい土の匂いがしました。

※記事内容は2016年4月時点のものです

特定非営利活動法人 i-net 代表理事  中島純子さん

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Data

浦安市こどもの広場
浦安市こどもの広場
住所 〒279-0023 千葉県浦安市高洲2-4-10MAP
電話 047-350-1010
営業時間 営業時間/10: 00~17: 00、土・ 日曜・祝日9: 00~17: 00
その他 施設利用対象/ 市内在住の0歳~小学6年生とその保護者(未就学児は要保護者同伴)
アクセス/新浦安駅より東京ベイシティバス10系統・19系統で高洲保育園入口下車徒歩1分、またはこどもの広場専用送迎バス利用( 土・日曜・祝日のみ)

【編集担当/don】
全身泥だらけになって遊ぶ子どもたちを見て「気持ちよく遊んでる」と中島さん。小学生のお兄さんに交じって、楽しそうに泥遊びをする1歳のお子さんを笑顔で眺めていました