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この町で食べておきたいこの一皿(篠崎)
忠三櫻本舗 生どら焼き(あずき)

忠三櫻本舗 生どら焼き(あずき)

Photo/Saori Kojima
Text/Ayako Futatsuya

まるでパンケーキ! 感動のふわふわどら焼き

 もともとは“ よろず屋”のような商店だったお店を「地元に根づいたお菓子を作りたい」という思いで25年前に一新。篠崎でおやつや手土産を買いたい時に地元の人々の頭に浮かぶのは、ここ「忠三櫻本舗」です。
 創業当初からの看板商品は「どら焼き」。まぁるく、こんがりと焼けたおなじみのフォルムを見ると、なんだか安心感すらあります。空気を入れ込みながら混ぜた生地を絶妙な火加減で手焼きした皮に、ふっくらと炊きあげた北海道産小豆を使って職人さんが丁寧に練ったつぶあんがたっぷり。そのままひと口ほおばってみると、初めて食べる人はちょっと感動するかもしれません。皮が、想像以上にふかふかなんです。

忠三櫻本舗 生どら焼き(あずき)特集

 「パンケーキのような皮が特徴です。『生どら焼き』にはあんこと生クリームをミックスしたあんが入っているのですが、皮をふわふわにすることで軽やかに食べられるんですよ」と話すのは、店長の草薙里美さん。常温のどら焼きと並んで売れ筋の「生どら焼き」には熱狂的なファンも多く、「普通のあんこは食べられないけど、生どらは食べられる」という人もいるほどなんだとか。和と洋が自然に調和して、緑茶にもコーヒーにも合う万能なスイーツです。
 お互いに別の職に就いていたご主人との結婚を機に、実家のお店で販売員として働き始めた草薙さん。ご主人は職人ではありませんでしたが、昼間はどら焼きを焼く実践を重ねながら、夜は製菓学校に通って基礎知識を学んだそう。「洋菓子のテイストをうまく取り入れられるように、洋菓子科を出たんです」。お店に並ぶ生どらの季節商品は、ご夫婦で試行錯誤を重ねて商品化しているそうです。
 地域に根ざしたお店として、春の桜まつりや秋の江戸川区民まつりなどイベントにも積極的に参加している同店。取材中もお客さんの足が途絶えることがなく、一つ二つ買う人やお土産用にたくさん買っていく人が次々と訪れ、生どらはそのまま売り切れてしまいました。ママに手を引かれてやってきて、脇目も振らずに生どらを指さす小さな常連さん。その一途な愛が物語るのは、やっぱり本当のおいしさだと思うのです。

※記事内容は2017年3月時点のものです

忠三櫻本舗 生どら焼き(あずき)

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Data

忠三櫻本舗
忠三櫻本舗
住所 〒133-0061 東京都江戸川区篠崎町2-11-1MAP
電話 0120-38-0439
営業時間 9: 00~19:00、金・土曜~20:00
定休日 第 2・3 水曜定休
URL http://www.chuzou-sakurahonpo.com/
その他 アクセス/都営地下鉄新宿線「篠崎」駅より徒歩3分
メニュー/生どら焼き(あずき)140円、どらやき130円、生どら焼き(紅茶とリ
ンゴ)151円