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雀cafe Willow Tree 柳瀬洋平さん

雀cafe Willow Tree 柳瀬洋平さん

Photo / Takashi Nishizawa
Text / Satoko Nemoto(Sawa-Sawa)

麻雀は世代を超えて楽しめる コミュニケーションツール
雀cafe Willow Tree 柳瀬洋平さん特集

 雀荘と言えば、狭くて薄暗く、タバコの煙が渦巻く賭場のイメージ。ところが、砂町銀座商店街にある『雀cafe Willow Tree』は、そんな雰囲気とは真逆です。明るい光が射し込む店内では、女性客がコーヒーを飲みながら読書中。普通のカフェと違うのは、広めの間隔で数台の雀卓が並んでいる風景です。

 ひとりでもグループでも カフェだけでも気軽にどうぞ
雀cafe Willow Tree 柳瀬洋平さん特集


「麻雀イコール、ギャンブルのイメージを払拭したいんです」と話すのは店主の柳瀬洋平さん。麻雀は運と駆け引きの要素も大きく、初心者でも勝てるのが魅力。ここでは賭けごとではなく、純粋にゲームとしての麻雀を楽しめます。一般の麻雀店が設ける賭けレートはなく、料金はゲーム代と飲食代のみ。ひとりで来店しても、ほかのお客さんや柳瀬さんと気軽に卓を囲めます。

雀cafe Willow Tree 柳瀬洋平さん特集


 カラオケ店に長く勤めていた柳瀬さんは、独立する際、遊びの要素をミックスした飲食店ができないか模索したと言います。カラオケや将棋も考えた末、「盆暮れに実家に帰って、幼なじみとしゃべりながら打つ麻雀は楽しいんですよね。飲食だけでも利用できる店にして、地域の若い人たちが商店街に来てくれれば嬉しいですし」と、 麻雀カフェの形態を思いつきました。「麻雀は優れたコミュニケーションツール」と柳瀬さんが言う通り、今年4月のオープン以来、商店街の店主や近所の人たちが通い、世代を超えた付き合いが生まれています。週2回は来店するという女性は、「麻雀を始めたのは『龍が如く』をクリアしたかったから(笑)。ほかの麻雀店にも行きましたが、ここほど和やかには打てません」とくつろいだ様子で話します。
 柳瀬さんが体調を崩して入院したときは、常連さんたちが店の売り上げを守ろうと、ボランティアで店を開けてくれたそう。ほかにも、マンガ本を寄贈してもらったり、一緒にバーベキューを楽しんだりと、お客さんとは近しい関係。「自分ひとりで店をやっているつもりはない」という柳瀬さんの麻雀カフェは、地域の人たちにとっても大切な場所になりつつあるようです。

※記事内容は2015年9月時点のものです

雀cafe Willow Tree 柳瀬洋平さん

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Data

雀cafe Willow Tree
雀cafe Willow Tree
住所 〒136-0073 東京都江東区北砂3-30-10-2F-AMAP
電話 03-6666-0834
営業時間 10:00~24:00(L.O. 23:30) ※カフェのみの利用可
定休日 不定休
その他 ゲーム料金/セット(4人グループ)・フリーともに1時間1人324円(女性・学生270円) カード可 アクセス/都バス07で北砂二丁目下車すぐ、西大島駅A 4 出口より徒歩15分メニュー/エスプレッソ324円、スティックドーナツ216円 

【編集担当/don】
明るく開放感のある店内には、取材中も近所の方が気軽にあいさつに立ち寄って、「元気?今日は仕事?」なんて言葉を交わしている。そんな素敵なコミュニケーションが生まれるお店です