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この町で食べておきたいこの一皿(西葛西)
パティスリー ル ラピュタ

パティスリー ル ラピュタ

Photo/Takashi Nishizawa
Text/Hiromi Onda(Listen)

3 層のイチゴ、生クリームが 口の中でなめらかに溶け合う 至福のイチゴショート

 西葛西の集合住宅が並ぶ一角に佇む『ル ラピュタ』は、子供からお年寄りまで幅広い年齢層のファンを持つパティスリーです。店内のショーケースには、季節ごとに替わるケーキが30~40種類。なかでも目を引くのが、オーナーシェフの河田昭夫さんが店を開く際にいちばん力を入れたという「イチゴショート」です。「家族みんなが大好きなケーキだからこそ、食べやすくおいしいものをめざしました」と言う河田さん。しかし、開店当初はお客様の望むケーキがわからず試行錯誤したのだそうです。「西葛西はお子さんのいる家庭が多いので、洋酒は避けてイチゴピュレを多めに使うなど工夫を重ねました。2年かけてようやく現在の形にたどり着いたんです」。それが今では、多いときで1日80個も売れる人気のケーキに。

パティスリー ル ラピュタ特集


 11月から4月にかけてのイチゴがおいしくなる時期には、新鮮な「とちおとめ」を使います。ほんのりとした酸味が、ふんわりと仕上げたコクのある生クリームにピッタリ。「あくまでも脇役」というスポンジは「イチゴの存在感が際立つように軽めの食感にしています」。イチゴと生クリームとスポンジを3層に重ねたのは河田さんのこだわり。ひと口ほおばると、うっとりするほど上品な甘さが広がります。「それぞれがバランスよく溶け合う、その一体感を楽しんでいただきたいですね」

パティスリー ル ラピュタ特集


  ホールで提供しているイチゴショートは、卵アレルギーにも対応してくれます。きっかけは、卵アレルギーのお子さんを持つお母さんから「ル ラピュタのおいしいケーキを食べさせたい」とお願いされたことでした。「ホールケーキを食べるのは年に数回。家族みんなでケーキを召し上がっていただきたいので、そのための努力は惜しみません。現在は糖尿病の方に向けて、低糖質のケーキを考案中です」。

パティスリー ル ラピュタ特集


「地元のお客さんとの距離が近い西葛西だからこそ、一人ひとりの要望を聞いてできるだけ応えたい」という河田さんの夢は、「ひとりのお客さんに、たったひとつのホールケーキを作ること」。お客さんの喜ぶ顔をイメージしながら、今日も挑戦は続きます。

※記事内容は2015年10月時点のものです

パティスリー ル ラピュタ

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Data

パティスリー ル ラピュタ
パティスリー ル ラピュタ
住所 〒134-0088 東京都江戸川区西葛西3-3-1-1FMAP
電話 03-5674-5007
営業時間 10:00~20:00
定休日 水曜定休
その他 アクセス/西葛西駅北口より徒歩7分  メニュー/イチゴショート430円、モンブラン450円、チョコレートケーキ420円、 チーズケーキシリーズ(1カット)各540 円 ※カード不可

【編集担当/osa】
今回の取材で、ワインと合わせるプレミアム・チーズケーキに目が釘付けになった私。ゴルゴンゾーラやリコッタなどの種類があり、甘くなく、各チーズの持ち味を活かした逸品は要チェックです。ワイン好きはお見逃しなく