【Middle Edogawa 】
東京を代表する“花の生産地”として知られる鹿骨エリア。ゴールデンウィークには大規模な花のイベントを開催。周辺の花園芸農家にも立ち寄って新鮮な花の購入も
5月3・4日の初夏の風物詩｢花の祭典｣は
江戸川区の一大イベント!
都内でも農業が盛んで、花と野菜の産地としても知られる江戸川区。「東京の花暦は鹿骨の草花から始まる」と言われるほど、鹿骨地区は花の栽培･流通の中心地として有名です。鹿骨地区を中心に松島地区など44軒の江戸川花卉組合が中心となって開催するのが、今年で44回目を迎える「花の祭典」。
「花農家さんが出店する中央のブースには、カーネーションやガーベラ、マリーゴールドなど100種類以上の花が並び、購入することもできます。中央の広場で開催される園芸組合によるガーデニング教室も好評です」( 落合さん)
花農家さんによるアレンジコンペは、来場者の投票によりランキングが初日の午後に発表されます。また、花との触れ合いだけでなく、小松菜やトマトなどの採れたて野菜の直売や、人気店のラーメンや小松菜コロッケ、江戸風鈴など、地元発のさまざまな模擬店でにぎわいます。
「ゆっくり過ごしていただけるよう、パラソル付きの飲食スペースを設置したり、お子さんが遊べる楽しいアトラクションも用意しています」( 落合さん)
今年は、クイズラリーを開催予定。会場内で出題されるクイズに答えると、抽選で花の祭典限定のクーポンが当たるかも。
お話を伺ったのは...江戸川区 生活振興部 産業振興課 農産係・農業委員会事務局
明治時代から5 代続く老舗園芸店の直売所には、愛情たっぷりに育てた季節の山野草や店主自慢の盆栽が並びます。4 ～ 6月は、桜草やユリ、アジサイなどの山野草が旬を迎え、寄せ植えを楽しむのもよいそう。6 月中旬にはニホンアサガオもお目見えし、夏の訪れを知らせてくれます。
営業時間／9:00 ～17:00
不定休
TEL03-3679- 4153 江戸川 区鹿骨4-21-20
古くから花つくりが盛んな鹿骨地区で、3 代目の兄妹が営む花農家＆フラワーショップ。丹精込めて育てた花の中で4 ～ 6 月のおすすめは、サフィニアやバラ、花苗や夏野菜の苗など。直売ならではの手頃な価格で購入できるのが嬉しい。花の育て方も相談してみよう。
営業時間／9:00～17:00
定休日／水曜
TEL 03-5879-8265 江戸川区 鹿骨6-3-16
約800 坪の日本庭園で、1000 以上の個性豊かな盆栽が鑑賞できるこちらは、海外でも活躍する盆栽職人・小林國雄さん主宰の美術館。4 月から6 月は、サツキやフジなどの花モノが充実。数寄屋造りの縁側で緑茶をいただきながら、芸術的な盆栽に酔いしれたい。
営業時間／10:00 ～17:00
定休日／月定休( 祝の場合開館)
入館料／800 円(お茶付き)
TEL03-3670-8622 江戸川区 新堀1-29-16
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