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お話を伺ったのは...水須達也さん

３ＦＩＴ 葛西店 店長。NSCA認定ストレングス＆コンディショニングスペシャリスト

運動する習慣を身につけ 必要な筋肉をつけて 健康的な体になりましょう

　肩こりや腰痛が辛い、体重を落としたいなどの身体の悩み。そんな悩みを解消するにはやはり運動がいちばん。その理由を水須さんに聞きました。
「筋肉は身体を動かす重要なエンジンです。運動しないと身体の機能が弱まり、重力と対する地球上での生活が困難になりますので、毎日運動することが大事です。筋肉をつけることで、基礎代謝があがり、脂肪が燃えやすくなりますので、太りにくくなるとも言えるでしょう。筋肉をつけるといっても専門的なトレーニングだけでなく、〝非効率的?な動きを日常に取り入れることでも運動になります。例えば、エスカレーターではなく階段を使う、ひと駅前で下車して歩くなどです。また身体をよい状態に保つために、バランスのよい食事、十分な睡眠など、規則正しい生活も重要ですね」（水須さん）
　ですが、なかなか運動できない、どう運動していいかわからないという方も多いと思います。「スポーツクラブでは、お客様の身体の状態や悩みに合わせて、プログラムを提案するトレーナーがいます。１日体験をしているところも多いので、まずは気軽に相談してはいかがでしょうか？　ヨガやダンスなど皆で行う楽しいプログラムも多いですよ」（水須さん）

ちょっとしたことでもOK ! 日頃から運動を

1.階段を使う

エスカレーターやエレベーターを使わないで、意識して階段を使いましょう。階段を上ることは、足腰を強くするほか、心肺機能を高めるよいトレーニングになります

2.ひと駅分歩く

帰宅時にひと駅前で下車して歩くなど、歩く機会をつくりましょう。個人差はありますが、１日30分（10 分を3 回でもＯＫ）が理想です。散歩や買い物で歩くのもいいでしょう

3.デスクでストレッチ

ずっと座って仕事をしている方は、ときどき背中で手を組んで、少し上を見ながら胸を反らすといったストレッチを。体がこり固まらないよう、筋肉に刺激を与えることが大切です

こんな習慣も身につけましょう

1.バランスのよい食事
ダイエットのために食事を抜くのは身体のためには逆効果。エネルギーとなる炭水化物、筋肉となるたんぱく質、ホルモンのもととなる脂質、ビタミン・ミネラル類をバランスよく摂取しましょう

2.寝る前のストレッチ
寝る前に激しい運動ではなく、ゆったりとストレッチをすると、交感神経から副交感神経にスイッチし、心身ともにリラックスできます。寝る準備が整い、ぐっすり眠れます

3.十分な睡眠
睡眠中は身体を修復する大事なメンテナンスの時間です。次の日に心身ともに疲れを残さず、身体の機能が復活するように、十分に睡眠をとることを心がけましょう