気軽にできるハンドケアで血行をよくして冷え対策を
冬になって、手先・足先が冷たい、体が冷えて温まらないと冷えに悩む女性も多いことでしょう。「ハンドコミュニケア」は、ハンド+コミュニケーション+ケアを組み合わせた言葉です。手のひら、手の甲には身体の器官、臓器が縮小され、反射投影されています。その反射区を揉んだり、押したりすることで、身体の不調を改善することができます。今回は冷え改善のケアを紹介していますが、道具もいらず、どこでもできるので、自分自身の身体のケアのほか、ご家族にも試してみては。
「反射区」とは全身のさまざまな器官や臓器が足裏や手のひらに反射投影されています。その投影場所を反射区と言います。ツボは点なのに対し、反射区は面になります
1.合掌ウォーミングアップ
胸の前で、両手の指を交互に組み、指の間に力を入れて左右の手のひら(下部分)が付くよう、リズミカルに手拍子のように合わせる。これを8回行う
2.腰の反射区を刺激
腰椎の変形や、仙骨のゆがみで下半身の血流が悪化すると、腰痛や冷えなどの不調に。親指の下、側面寄りから手首の真ん中までを親指の腹でしごくようにイタ気持ちよく刺激する。痛みが出やすい所なので様子を見ながら8回行う
3.ソーラープレクサス(自律神経を整える)
自律神経が整うと血流が改善されるため、手足などの末端まで血行がよくなり、冷え性の緩和に。手のひらの真ん中あたりがソーラープレクサスの反射区。押すときに息を吐き、戻すときに息を吸う。ゆっくり3 回行う
※右手は右半身、左手は左半身です ※2~3は左右両方行います
URL | https://www.organictherapy.org/ |
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その他 | 代表取締役 鳥塚ルミ子さん
オセアニア地域でリフレクソロジーの普及と発展に寄与。その後、日本で(社)国際オーガニックセラピー協会、また日本初の地域ファンド1号企業として(株)コミナスを設立 |
ハンドコミュニケアの教育・研修事業を展開。身体や心の不調を自分で手軽に解消できるセルフケアの技術と知識を学べるオンライン講座を行っています