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この町のわたしのスキなひと(南行徳)
常夜灯Living ナンギョウベース 犬束和運さん

常夜灯Living ナンギョウベース 犬束和運さん

 南行徳駅から徒歩4分の所に、2022年春、クラフトビールが飲めるギャラリー&ショップ「常夜灯Livingナンギョウベース」がオープン。「Tシャツ眺めてビール」展を開催中(2022年9月25日まで)の店内では、個性豊かなオリジナルTシャツがたくさん飾られ、店主の犬束和運さん、通称・わんさんがみずからデザインしたTシャツ姿で迎えてくれました。

常夜灯Living ナンギョウベース 犬束和運さん特集

 長年、インテリア製品メーカーで、商品デザインの仕事に従事し、いつか「地元で集える場」をつくりたいと考えていたわんさん。もともとビール好きだったこともあり、2016年から約5年間、デザインの仕事と並行して、ビアパブで修業。サービス業全般を学びながら、飲食店やブルワリー関係者など人脈を広げていったそう。

常夜灯Living ナンギョウベース 犬束和運さん特集

 昨年、知り合いのすすめで、町づくりリーダーを養成するNPO法人いちかわネットワーククラブ運営の「いちかわTMO講座」を受講したことで、やりたいことがよりはっきりしていったと語ります。「活動するにあたりまず屋号を決めようと、行徳のシンボルでもある“常夜灯”と、生活・生きるの意味を持つ“Living”を組み合わせて『常夜灯Living』と名付けました」とわんさん。市内のお店とコラボイベントを行ったり、本八幡のニューボロ市に出店したりと精力的に活動し、念願の常設店「ナンギョウベース」を開業。「コーヒーとビールが好き」展など、クラフトやデザインなど、モノ作りがより身近に感じられるイベントからスタートしました。

常夜灯Living ナンギョウベース 犬束和運さん特集

 「ナンギョウベース」に欠かせないのが、わんさんお気に入りのブルワリーから取り寄せたクラフトビール。浦安や佐倉をはじめ、松本や盛岡産などビール好きも満足できるラインナップ。常連客が持ち込んだプレーヤーで聴くレコードをBGMにアートと会話が楽しめ、国分寺の「つくし文具店」のアイテムも購入できます。「ここは『よりどころ』という言葉をキーワードにしています。“心の拠り所”だったり、なんとなく“寄ってしまう所”だったり。いろいろな人の『よりどころ』的な存在になれたら」とほほえみます。
新たな企画展を行うと、自然と人が集まって来るのも日本一の神輿の町・行徳ならでは。「今後はここでデザイン教室などもできたらと。親子のワークショップもいいですね」と地域への思いをはせます。ショップは土・日・祝日のみなのでご注意を。

常夜灯Living ナンギョウベース 犬束和運さん

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Data

常夜灯Living ナンギョウベース
住所 〒272-0144 千葉県市川市新井3-4-17-101 MAP
定休日 イベント開催内容はFacebookで告知
URL https://www.facebook.com/jouyatou.living/
その他 アクセス/南行徳駅より徒歩5分