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この町のわたしのスキなひと(浦安)
美津屋商店 大塚正昭さん

美津屋商店 大塚正昭さん

 浦安のおかきとして名の知れた「美津屋商店」。路地裏にある工場を訪れると、香ばしくいい匂いが漂う中、4代目の大塚正昭さんが、生地を網に挟んで次から次へと焼きあげていました。1917(大正6)年から代々お煎餅を作っていて、約40年前からはおかきを専門に作るようになったそうです。

美津屋商店 大塚正昭さん特集

 「おかきはもち米で作ります。うるち米で作るお煎餅と違ってふっくらさくさく感が特徴です。前日の夕方にお米を研いで、翌朝それを蒸してお餅を作り、型に入れて三日月形に。それを冷蔵庫に入れて3日間冷やして固めます。その後3日に分けて3回乾燥機で乾かすのですが、天気によって乾燥時間を変えないといけなく、その調整が難しい。機械などは使わず手で触った感覚で判断して、経験で作るんです」と大塚さん。その後、乾燥した生地を焼き、味付け、パッケージして完成。焼くときは一定でない火床に注意し、タレも自分で醤油と砂糖を煮て作るなど、その手間はとてつもなく、おかきを作るのに10日かかるそう。

美津屋商店 大塚正昭さん特集

 「2代目の祖父母と3代目の両親が目の前でおかきを作るのを見ていたので、小さい頃から継ぐものだと思っていました。昔気質の職人なので、一切作り方を教えてもらえず、見て仕事を覚えろという状況でした。子供の頃から手伝わせてもらったのですが、うまくできないことが悔しくて。その後学校卒業後に本格的に家業を継ぎました。先代が退いて、自分が責任を持つ立場になったとき、きちんとできないふがいなさを感じました。試行錯誤しながら気が付けば約40年作り続けています。ですが、おいしいものができても、自分で満足したら終わりだと思って、もっとおいしいものを作ろうという思いで毎日続けています」と家業に対する熱意を語ってくれました。

美津屋商店 大塚正昭さん特集

 「作るおかきは、ちょっと甘めの醤油味のみ。ラーメンでもこってり系とか進化系とかありますが、うちのおかきは、どこか懐かしい昔ながらの醤油ラーメン的なものだと思っています。長年食べていただいている方も多く、お客さんのおいしいという声がいちばんの誉め言葉ですね」
 シンプルな味だからこそ、とろろ昆布と海苔を合わせたり、明太マヨをつけて食べたり、自分好みにして食べてと大塚さん。インスタグラムには食べ方の紹介や購入できるお店を掲載しているので、浦安のおかきをたっぷり味わいましょう。

美津屋商店 大塚正昭さん

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Data

美津屋商店
住所 〒279-0041 千葉県浦安市堀江3-17-2 MAP
電話 047-351-2081
URL https://www.instagram.com/mizuya_okaki/?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ%3D%3D
その他 アクセス/浦安駅より徒歩7分