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「神奈川県の出身なのですが、2人目の子供ができたタイミングで江戸川区に引っ越してきて、今は瑞江に住んでいます。地域になじみたいと草野球に入団。そのメンバーの中には、プロのキックボクサーがいたり、会社員をしながらバーを経営したりといろいろなことにチャレンジしている人が多く刺激を受け、私もなにかやりたいと思ったんです。漫画の配信を行う会社に勤めていて、その仕事の関係で知り合ったのが大日本プロレス。横浜の町中で、老若男女が無料で楽しめるプロレスイベントを観て、いつか瑞江の町中でプロレスを開催したいという想いから2016年にスタート。大会を重ねることで瑞江駅前商店会の奥山会長と出会い、ついに2023年7月に商店会の七夕まつり内でプロレスイベントを東部フレンド公園で開催できました」

今では地域の方々も協力して、開始前に子供体操教室を開いたり、篠崎新町商店街がポスターを貼ってくれたり、チケットの半券で賞品が当たる抽選会をしているそうです。2024年は9月28日(土)に東部フレンドホールで実施予定なのでお見逃しなく。真剣勝負もの、コメディものなど１日楽しめます。

そして吉田さんの活動はプロレスにとどまらず落語の世界へ。2023年7月に「えどがわ雷神寄席 柳亭小痴楽・桂宮治 二人会」をタワーホール船堀で開催しました。

「コロナ禍でなんだか世の中がギスギスしていたときで。落語に登場するのは、おおらかでおもしろい人ばかりで、そんな人の話を聞いて思い切り笑いたいなと。落語芸術協会に直接連絡して依頼をしました。落語が初めての人も、楽しさを知るきっかけになったと思います。私も仲間がいることで活動するきっかけとなりました。地域の方々にその想いを返していきたいんです。これからも漫画、プロレス、落語、お酒など好きなものがからみ合うことをしていきたいです。そして今最大の野望は区民まつりでプロレスをやることです！」