おしゃれなカフェ?と思って扉を開けて入ると、カチカチと心地よいリズムを刻むメトロノームや、レトロな時計、味のあるアンティークグッズが所狭しと並んでいます。まるでタイムスリップして異空間に迷い込んだよう。ここはグラフィックデザイナーの古村太さんが、古物が好きで始めた古物と創作雑貨のお店。古村さんに古物への愛やものづくりの想いを聞きました。
「手先が器用で古いものが好きだった父の影響か、子供の頃から捨てられていた扇風機などを直せないかなと持ち帰っていました。大人になっても仕事のかたわら、休日になると骨董市に行って、好きなものを買い求めていました。会社員として約10年グラフィックデザイナーとして働いた後、フリーになったタイミングで、茅場町にオフィス兼店舗の『MAREBITO』を開き、集めていた骨董品を、今度はお店や骨董市で販売することに。最初は表面を磨いたり、直す程度だったのですが、趣味で現代アートの絵を描いていたこともあり、古い時計にグラフィックアートを組み合わせた作品などを作るようになりました。直接お客さんと会話し、反応も見られるので、気に入ってもらえるものを作りたいという承認欲求がどんどん強くなっていきました」
「そして、コロナの影響もあり、オフィスを出て、住んでいる浦安に2023年に新店舗をオープン。今は土・日曜に東京国際フォーラムで開催される『大江戸骨董市』や、浦和、桐生、門前仲町などで開かれる骨董市に出店し、平日は創作活動をしながらお店をやっています」
店内には、古い木材で作るメトロノーム、板とクリップを組み合わせたバインダー、オブジェのような時計、電機ストーブやジョウゴ、お椀、ミキサーをランプにしたりと、見ているだけでも楽しい作品がいっぱいです。
「よくなに屋かわからないって言われるんですよね(笑)。入りづらいし、入っても奥の作業場でもくもくと怖い顔をして作業しているかもしれないですけど(笑)、見るだけでもいいので気軽に立ち寄ってください。椅子などの壊れたものを直してほしいとか、古くて使わないけど、なにかに活かしたいというものがあれば、買い取りはしていないですが、持ち込んでもらったら、引き取って、第二の人生として再生しますよ。これからはよりものづくりという視点で、アートを取り入れた時計など、作品としてオリジナルのアンティーク雑貨を作っていきたいと思っています」
住所 | 〒279-0002 千葉県浦安市北栄2-10-20 ワイズスクエア1-102 MAP |
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電話 | 047-702-5334 |
営業時間 | 14:00~20:00 |
定休日 | 土~火曜定休、ほか不定休あり |
URL | https://marebito-furudogu.com/ |
その他 | アクセス/浦安駅より徒歩8分 |