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「もともと食べることが好きで、専門学校生の時に栄養士の資格を取得しました。その後オーガニック・自然食品を販売するお店で働いたのですが、忙しすぎて心身ともに余裕のない日々。自分のペースでやりたいことをしたいと考えていたところ、家族が協力してくれて、母がやっていたバッグなどを販売する雑貨店をカフェにすることに。リフォーム会社をしている父と兄が、休みの日を利用して、木のぬくもりを感じる理想の空間にしてくれて、2023年12月にオープンしました。食材を扱う仕事をしていたこともあり、素材にこだわり野菜をたくさん使った体にやさしいメニューを取り揃えています」

おすすめは、自家製醤油麹に漬けた鶏肉とポークジンジャーのメインに、野菜たっぷりの惣菜７種が入った「はなえみプレート」1100円。惣菜は、フレッシュサラダ、ニンジンサラダのほか、葉物、根菜など旬の食材を使ったもので、それぞれ塩、醤油、マヨネーズなど味付けを変え、いろいろな味が楽しめるような工夫も。国産の野菜や肉、味噌などの調味料と、無添加にこだわり、みずから仕入れているそう。常連さんも多いということで、毎日メニューが替わる「気まぐれプレート」1000円や、子供向けに好きな惣菜を選べる「お子さまメニュー」など多数。惣菜はテイクアウトとしても人気です。またチョコバナナなどのパウンドケーキ、キャロットケーキ、チーズケーキ、ブラウニーなどの手作りケーキが日替わりで登場。九十九里ハーブガーデンから仕入れるハーブティーとの相性も◎。

そしてカフェ以外にも地域の方々に喜んでもらえる活動を行っています。「母が江戸川総合人生大学の授業でフードパントリーや子供弁当を配布する活動をしていたので、カフェをオープンするにあたり、一緒に子ども食堂をやることにしました。月に２回、第２・４土曜の17～18時30分に子供100円、大人300円で利用できます。子供が好きですし、みんなが安らげる場所になれば嬉しいです。これからは料理教室などのワークショップも行って、地域の方々が交流する場にしていきたいですね」