江東区東砂の住宅街を歩いていると「竹と服と小物とスニーカーペイントの店」と書かれた木製の看板が。ここはもともと印刷工場だった所を作業場兼お店として、浦安在住の虹林竹男さんが2025年4月に開いた「THE RAINBOW BAMBOO Art gallery」。みずからDIYでつくりあげ、昭和レトロな雰囲気が漂う店内には、虹林さんが手がけたスニーカーペイントや、写真を転写して描きあげるメモリアルアートがずらり。また、放置竹林の社会問題に対応すべく製作している竹製品も並びます。奥には淹れたてのコーヒーが味わえるカフェスペース「レトロ Cafe TAKIBI」も。おもちゃ箱をひっくり返したような空間で、虹林さんに始めるに至った想いを聞きました。
「今やっていることの原点は、実は地元で実施したイベントの流しそうめんなんです。竹林の管理で困っている所から無料で竹を伐採させてもらって、子どもたちと一緒に切ったり削ったりして流しそうめん台を作って、味わいました。終わった後に片付けをしていたら、その竹が欲しい! という人が次々と買っていってくれて。困りものだった竹が、人を楽しませて、最後はお金に変わった。その一連の流れを見て、『あ、価値ってこうやって生まれるんだ』と腑に落ちました。当時はコロナ禍で、当たり前のことが当たり前でなくなって、やりたいことのためには自分で行動しないといけないと思うようになり、起業を決意。最初は駐車場を借りてテントで竹製品を販売。その後、知り合いから今の印刷工場の跡地を使わないかと声をかけてもらいました。でも、やりたいことをやるためには稼がないといけない。スニーカーペイントやメモリアルアートを制作したり、地元のシニアの方に手伝ってもらって作った竹コップを販売しています。生産者はいるけど、まだまだ知られていないこともあり、売れていないのが実情です」
学校に通ったり、習っていたわけではないそうですが、塗る・作ることが好きという虹林さん。最近では写真をAIを使ってデッサン風にしたアートや、ビー玉に墨を付けて転がして線を描き、その線をもとに絵を描いていくペイントなど、新しい作品へのアイデアがあふれています。
「自分が作ったものをお金を出して買ってくれることがやっぱり嬉しい。今も仕事をしていますが、ビジネスをうまく回しながらこれからもものづくりをしていきたい。今後は竹コップを使った日本酒イベントも行いたいですね」と意欲を語ってくれました。
※メモリアルアート5000円の予約はInstagramのDMより
| 住所 | 〒136-0074 東京都江東区東砂5-11-1 MAP |
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| 定休日 | 不定休 |
| URL | https://www.instagram.com/the_rainbow_bamboo?igsh=MWRqNjZwaXl3N2tqZw== |
| その他 | ※ギャラリーの営業日や商品への問い合わせはInstagramにて
アクセス/南砂町駅より徒歩20分、西葛西駅より亀29系統亀戸駅前行き都営バスで旧葛西橋下車すぐ |