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この町のわたしのスキなひと(浦安)
木田屋商店 木田幸太さん 青木英二さん

木田屋商店 木田幸太さん 青木英二さん

Photo/Miharu Kimura
Text/Naomi Terakawa

 浦安駅から8分ほど歩くと、住宅地の一角に白と赤の看板が目を引く「スーパー木田屋 北栄店」が現れます。ここは、個性的なラインナップと良心的な価格帯でおなじみの、地元密着型スーパーマーケットです。「北栄店」がオープンしたのは昭和40年代ですが、「木田屋商店」の歴史はとても古く、創業は1781(天明元) 年、江戸時代にさかのぼります。

木田屋商店 木田幸太さん 青木英二さん特集

「先祖は代々、米と酒類を扱う商売をやっていたのですが、8代目の祖父が、当時アメリカで主流となりつつあった、生鮮食品を販売するスーパーマーケットに影響を受け、1953( 昭和28) 年、浦安町( 現在のフラワー商店街)に1号店をオープンしたのが始まりです」と語るのは、10代目の木田幸太さん。スーパー=現金商売と言われた時代。8代目の社長は、午前中の売上金を持って、上野の問屋まで毎日自転車で買い付けに通ったそう。

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その後、現社長である9代目が不動産管理事業を、10代目の木田さんが実現した250円のお弁当をはじめとする惣菜事業など、新規事業を続々展開。それは、「いつもお客様に満足されるために、“どう動くか”を木田屋は大切にしていきたい」という経営理念が継承されている証です。「天候不良や農家の人材不足による野菜価格の高騰を解決したいと、5年前から取り組んでいるのが水耕栽培の植物工場野菜です。水耕栽培では難しいと言われる結球レタスの栽培にも成功して、特許も取りました」と木田さん。通年同価格のレタスは無菌室で栽培されているため、冷蔵庫に入れておくと約1カ月日持ちするとか。

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 店内には、淡路島の農作物を使ったお弁当や、韓国の食材を使った加工食品など、国内外の企業や自治体とタッグを組んで生まれたアイデア商品も満載。「宝島コーナー」では、お買い得商品とともに、スタッフによるユニークなナレーションが流れ、買い物を楽しくさせてくれます。「うちは定年がないのでシニアのスタッフも元気に働いています。創業当時から在籍している80代のスタッフもいるんですよ」と青木さん

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 地域の方との触れ合いを大切にしたいという思いから、年に1回感謝祭も開催。昨年の秋は、親子で作るカレー粉やワインのテイスティングなどのワークショップも実施し、とても盛り上がったそう。世代を超えて愛される木田屋商店は、今日も多くのお客さんで賑わっています。

※この記事は2019年3月20日現在のものです

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Data

スーパー木田屋 北栄店
住所 〒 千葉県浦安市北栄3-31-3MAP
電話 047-352-4911
営業時間 9:30~20:30
定休日 無休