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篠崎コミュニティホール切り絵教室 下村政克さん

篠崎コミュニティホール切り絵教室 下村政克さん

江戸川区が、文化・コミュニティ活動の拠点として開放している、篠崎駅直結の篠崎コミュニティホール。この日は、月に1回の「切り絵教室」の開催日。講師を務める下村政克さんが穏やかな笑顔で迎えてくれました。「今日のお題は“白川郷・合掌造り”で、型紙をカッターでカットしていきます。カットの仕方などはアドバイスしますが、手順もペース配分も自由。楽しく気軽にできるのが、シニアでも続けられる理由なんです」と下村さん。2班にわけて1時間ずつ、各10名が参加する人気の教室です。

篠崎コミュニティホール切り絵教室 下村政克さん特集

 西葛西在住の下村さんが切り絵に出会ったのは、定年後に入学した江戸川総合人生大学の2年目。奥様に誘われて出かけた切り絵作家・馬場哲弥氏の展示会だそう。「風景写真を背景にしている馬場先生の作品を見て、絵が苦手な私でもできるなと。早速、近所の行船公園を撮影して切り絵をしてみたら楽しかったんです。感性も磨かれるし、地域の人たちの居場所にもなるのでは?と。大学の後押しもあり、2016年に教室を開講しました」。図案は、切り絵の絵本から季節に合わせて12種類を用意。お手本の色付けは奥様の担当、夫婦二人三脚で準備するそうです。

篠崎コミュニティホール切り絵教室 下村政克さん特集

 社会貢献を志す人々を応援する学びの場として江戸川区が設立した江戸川総合人生大学。下村さんは、江戸川まちづくり学科を受講し、社会活動体験なども行う中で、地域貢献の取り組みに積極的になったそう。「卒業後も、切り絵教室や地域コミュニティの勉強会などに参加していくうちに人脈が広がり、やるべき課題が増えていきました(笑)」

篠崎コミュニティホール切り絵教室 下村政克さん特集

 また、一般社団法人 生涯現役人生支援機構の江戸川支部長という肩書も。シニアや生活困窮者に、就職先を斡旋する就労支援をしています。また、下村さんの考案により、2021年3月、あき家を活用し、全国初の働く女性高齢者のためのシャアハウスを一之江に開設。「現役なのに、部屋が借りられないというシニアの方の悩みと、江戸川区空家対策計画をマッチングできたらと思いました」。人生100年時代に向けた対策の第一歩になりそうです。
 弱者に寄り添い、行政にも精力的に提案を行う下村さん。最近は、SDGsを踏まえた超小型モビリティ・江戸川号の導入や、中小企業の活性化に向けて尽力し、区民の座談会も開催しています。「地域貢献のきっかけは切り絵」と、ゆっくり、そして熱く語ってくれました。

篠崎コミュニティホール切り絵教室 下村政克さん

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Data

篠崎コミュニティホール
住所 〒133-0061 東京都江戸川区篠崎町7-27-1 交通会館篠崎ビル5FMAP
電話 03-3698-8861
URL https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e037/kuseijoho/gaiyo/shisetsuguide/bunya/bunkachiiki/c_shinozaki_hall/index.html
その他 アクセス/篠崎駅直結
切り絵教室:月1回開催12:00~14:00、1回500円 ※参加希望の場合は要連絡