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販売するのは、マルシェ限定で用意した角食パン１斤４５０円をはじめ、生食メロンパンやクルミパンなど約８種類。毎週楽しみに待ってくれているお客さんの笑顔を見てやりがいを実感。「自治会のボランティアの方々が精力的でとても助かっています。このマルシェの成功をモデルケースに、周辺で開催地が増えるという話も聞いているので嬉しいですね」

そんな熱意ある中里さんは、西葛西で「クリクロ」の愛称で親しまれる雑貨店「クリスクロス」の２代目。モノやコト、日常の必需品をベースに、人が集まる場所をつくりたいとの想いから、｢リトル バイ リトルをオープンしました。マーガリンや卵を使用せず、素材にこだわったパンをパティシエが製造。｢自分も小さな子供がいるので、安心して毎日食べられるパンをめざしています｣と中里さん。看板商品の食パンは、驚くほどモチモチ。地元客はもちろん、東京ディズニーリゾート(R)の来園者にも喜ばれているそうです。

広めのイートインスペースでは、蔵前の焙煎所「Ｌｅａｖｅｓ ＣＯＦＦＥＥ Ｒｏａｓｔｅｒｓ」のコーヒー豆を使ったコーヒーとフードメニューが楽しめ、近隣店舗によるマルシェやワークショップなどを不定期で開催。「モットーは“一燈照隅”。スタッフや参加される店舗の方など、一人ひとりが光となり持ち場を照らし、笑顔の場が増えれば、町全体が盛り上がるのでは、と願っています」と、地元への想いを語ってくれました。