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ハワイアンキルト教室「Monstera Leaf」 主宰筑井八重子さん

ハワイアンキルト教室「Monstera Leaf」 主宰筑井八重子さん

 新浦安のベイサイドホテルエリアにある「ニューコースト新浦安」。催事スペースで、この日はハワイアンキルト「MonsteraLeaf(モンステラリーフ)」展を開催中。迎えてくれたのは、はつらつとした笑顔が印象的な筑井八重子さん。2003年からスタートした、同教室の主宰者で講師です。

ハワイアンキルト教室「Monstera Leaf」 主宰筑井八重子さん特集

 会場内には、生徒さんたちが作った、タペストリーやクッション、バッグ、ティッシュケースなど、色鮮やかなハワイアンキルトがずらり。一角ではキルト教室も行われていました。筑井さんとハワイアンキルトの出会いは学生時代のアメリカ留学。「ハワイ出身の友人に少し教えてもらって。社会人になり、ハワイ旅行をきっかけに教室に通うようになり、どんどんのめり込んでいきました」。ハワイの植物や生き物をモチーフにしたハワイの伝統文化・ハワイアンキルト。名古屋から友人が主宰の横浜の教室まで新幹線で通っていたそう。
 最初は、ハワイの大胆な色の組み合わせに惹かれたという筑井さん。「子育てに葛藤している時期や、父を亡くしてつらい時期など、無心で針を進めていると、自然と気持ちが落ち着いてきて。私にとってハワイアンキルトは、自分と向き合える大切な時間になっていきました」

ハワイアンキルト教室「Monstera Leaf」 主宰筑井八重子さん特集

 結婚を機に、新浦安の明海エリアへ。最初は、自宅を彩るキルトアイテムを見たママ友からのリクエストでレクチャー。そのうち希望者が増え、2003年に自宅で少人数制の教室「モンステラリーフ」をスタート。現在教室は、葛西や豊洲のイオンカルチャークラブや、老人ホームでも開催。高校生から90代の方まで、80~90人もの生徒さんが受講しています。

ハワイアンキルト教室「Monstera Leaf」 主宰筑井八重子さん特集

 「うちの教室では、作りたいもの、大きさ、モチーフ、色を選んでもらい、私が個々にイメージを図案化し、材料を用意しています。生徒さんに楽しんでもらいたい、というのが第一なので。準備から作業のサポートまで大変ですが、それができなくなったら引退ですね(笑)」
 3年に1回開催する展示会。今回も、希望者70名のキルトを紡いだ大きく華やかなタペストリーが目を引きます。「みんなで和気あいあいと、ひとつのものを完成させるフレンドシップもハワイアンキルトのだいごみ。ものづくりを通して、生徒さんや展示会に訪れる方々との交流の輪が広がっていければ素敵だなと思っています」

ハワイアンキルト教室「Monstera Leaf」 主宰筑井八重子さん

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Monstera Leaf
電話 090-4919-9078
その他 問い合わせは電話かメールで(mahaloha8639@gmail.com)